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【最新の感染症まとめ】2026年5-7月 中村橋・練馬・石神井公園周辺で流行中の病気と、ご家庭での注意点
この記事を監修した医師
こんにちは、ベスタこどもとアレルギーのクリニックです。
当院では、地域の皆様の健康管理や予防に直接役立てていただけるよう、クリニックで実際に実施した迅速検査の集計データを定期的に公開することにいたしました。
ご家庭での手洗いうがいの強化や、お子様の体調変化への備えとしてご活用ください。
5月1日から7月31日までの迅速検査の集計データをもとに、最新の流行傾向をまとめました。
もくじ
インフルエンザ:7月に入り急激な増加が見られます
5月と6月はほとんど確認されていませんでしたが、7月後半、一部地域のみですが、A型が急に増え始めました。 夏のインフルエンザも珍しいものではなく、急激な高熱から始まることが多いです。 発熱から12時間以上経過しないと検査で陰性になりやすい特徴があります。 38度以上の熱が半日以上続く場合は、タイミングを見て検査をご相談くださいね。
新型コロナ:じわじわと増加傾向が続いています
5月から7月にかけて、少しずつですが着実に確認数が増えてきています。 喉の強い痛みや、発熱が数日続くケースが目立ちます。 ご家族内で次々と体調不良が連鎖する場合は、水や食事が摂れているかをよく観察してみてください。 水分が半日以上とれない場合や、おしっこの回数が極端に減っている場合はすぐにお声がけください。
溶連菌:5月をピークに減少傾向です
5月は35件と非常に多く確認されましたが、6月以降は少しずつ落ち着いてきています。 喉の赤みと痛み、発熱が特徴的な感染症です。 抗生物質を飲み始めて24時間経過し、熱が下がっていれば登園可能になります。 処方されたお薬は、症状が消えても再発を防ぐために最後まで飲み切るようにお願いいたします。
アデノウイルス:5月と6月に大きく流行しました
5月と6月はともに40件以上と多く、7月に入りようやく減少してきました。 高熱が4〜5日ほど長く続くことが多く、保護者の方も不安になりやすい感染症です。 目やにや充血を伴うプール熱の形をとることもあります。 特効薬はないため、食欲が落ちている時はゼリーや冷たいスープなど喉越しの良いものを試してみてください。
RSウイルス:引き続き落ち着いた状況です
5月から7月を通して、月に数件程度と落ち着いた状況が続いています。 今のところ大きな流行はありませんが、1歳未満の赤ちゃんは重症化しやすい傾向があります。 ゼーゼーという苦しそうな呼吸音が聞こえる場合や、ミルクの飲みが普段の半分以下に落ちている場合。 このような時は、早めの受診を検討してあげてくださいね。
ヒトメタニューモウイルス:3ヶ月を通して非常に多く確認されています
5月から7月にかけて毎月40件以上と、当院で最も多く確認されている感染症です。 RSウイルスと似た症状を引き起こし、しつこい咳と高熱が数日続くのが特徴です。 咳で夜も何度も目が覚めてしまう、あるいは咳き込んで嘔吐してしまう状態が続くようであれば。 お薬で少しでも楽にしてあげられるかもしれませんのでご相談ください。
手足口病・ヘルパンギーナ:まだ時々見られますが、減少傾向です
当院の迅速検査の集計データには含まれておりませんが、現在地域で手足口病とヘルパンギーナの流行が確認されています。 ピーク時に比べると少しずつ減少傾向にはありますが、まだ時々お見かけします。 実はこのふたつは、原因となるウイルスが同じ夏風邪の仲間です。 手足口病は口の中や手足に水ぶくれができ、ヘルパンギーナは突然の高熱とのどの奥に水ぶくれができるのが特徴です。 どちらも口の中が痛むため、お子様が飲食を嫌がり脱水症状になりやすくなります。 オレンジジュースなど酸味のあるものは避け、ゼリーや冷ましたスープなど、刺激が少なく飲み込みやすいものでこまめに水分補給をしてあげてください。 水分が半日以上とれず、おしっこが極端に少ない場合は早めの受診をご検討くださいね。 タオルの共有を避け、こまめな手洗いを徹底することが予防に繋がります。
まとめ
5月から7月までの3ヶ月間を振り返ると、ヒトメタニューモウイルスが常に多く流行していました。 それに加えて、5月から6月はアデノウイルスと溶連菌、7月はインフルエンザと新型コロナが増加しています。 複数の感染症が時期をずらして、あるいは重なり合いながら流行している状況です。 熱が下がってホッとしたあとに、24時間経って再び高熱が出るような場合は別の感染症かもしれません。 お子様が熱を出した時は、まずは水分がとれているか、ぐったりしていないかを観察してあげてください。
おわりに

この記事を監修した医師
ベスタこどもとアレルギーのクリニック
当院の記事は、「こどもとご家族に寄り添い、より良い医療を考える」という理念のもと、 小児科・アレルギーの専門医が監修しています。日々の子育てで不安に感じることがあれば、 いつでもご相談ください。
経歴
- 2009年 杏林大学医学部付属病院 初期研修
- 2011~2017年 杏林大学医学部付属病院 小児科
- 2018年 福岡市立こども病院 アレルギー・呼吸器科、2019~2023年 杏林大学医学部付属病院 小児科
専門・所属学会
- 日本小児科学会認定 指導医・専門医
- 日本アレルギー学会認定 専門医
- 日本小児アレルギー学会 ほか関連学会所属

