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【最新の感染症まとめ】2026年4-6月 中村橋・練馬・石神井公園周辺で流行中の病気と、ご家庭での注意点
この記事を監修した医師

小児科専門医/院長
濵野 翔
こんにちは、ベスタこどもとアレルギーのクリニックです。
「今、この地域で何の感染症が増えているのか?」
当院では、地域の皆様の健康管理や予防に直接役立てていただけるよう、クリニックで実際に実施した迅速検査の集計データを定期的に公開することにいたしました。
ご家庭での手洗いうがいの強化や、お子様の体調変化への備えとしてご活用ください。
4月6日から6月15日までの迅速検査の集計データをもとに、最新の流行傾向をまとめました。
もくじ
インフルエンザ:現在は落ち着いた状況です

*NODOCA:咽頭所見をカメラで撮影し、AIがインフルエンザかどうかを診断する検査方法です。(A型かB型かの判別はできません。) 痛くないインフルエンザ検査 nodoca
4月上旬にB型がわずかに見られたものの、5月以降はほとんど検出されておらず、地域での流行は落ち着いています。急な発熱があってもまずは慌てず、水分が摂れていればご自宅で様子を見てあげてください。ただし、水分が半日以上とれなかったり、熱が3日以上続くような場合は受診をご検討ください。インフルエンザについては、別記事もご覧ください。 インフルエンザと診断された。ホームケアと受診目安
新型コロナ:4月中旬をピークに落ち着いています

4月中旬に週10名ほどの陽性者がいらっしゃいましたが、その後は散発的で落ち着いた状況が続いています。普段のお風邪と同じように、ゆっくり休んで水分をこまめに摂ることで多くのお子様は回復へと向かいます。肩で息をするなど呼吸がゼーゼーと苦しそうなサインが見られたり、熱が3日以上下がらなかったりする場合は、迷わずに受診をご検討ください。
溶連菌:5月をピークに現在も注意が必要です

4月下旬から急増し、特に5月は多くの方が感染されました。6月に入り少しずつ減少傾向にありますが、まだ一定数の患者様がいらっしゃいます。喉の強い痛みや、熱のあとに細かい赤い発疹が出た場合は溶連菌の可能性があります。お薬を飲み切ることがとても大切な病気ですので、疑わしい症状がある場合は検査についてご相談ください。
アデノウイルス:大きな流行が継続しています

5月から6月上旬にかけて毎週10名以上の陽性者が続いており、現在地域で大きな流行となっています。高熱が数日続くことが多く、目やにや喉の痛みを伴うのが特徴です。特効薬はないため、ゼリーや冷ましたスープなど口当たりが良く飲み込みやすいもので、こまめに水分を補ってあげてください。熱が4日以上続く場合や、水分が半日以上とれない場合は一度ご受診ください。
RSウイルス:発生はごく少数に留まっています

4月中旬に数名確認された以外は、期間を通してごくわずかな発生に留まっています。ただ、小さな赤ちゃんが感染すると咳や鼻水から呼吸が苦しくなりやすいウイルスです。ゼーゼーと息をしてミルクの飲みが普段の半分以下に減ってしまったり、顔色や唇の色が青白い時は、早急な受診をおすすめいたします。
*当院ではRSウイルスの迅速検査は1歳未満の方に限定して実施しているため、陽性者数は比較的減少する可能性があります。
ヒトメタニューモウイルス:期間を通して最も多くの方が感染しました

4月下旬から急増し、5月から6月にかけて当院で最も多く検出された感染症です。長引く熱と強い咳が特徴で、夜に咳き込んで眠れないお子様も多く見受けられます。咳がひどい時は、上半身を少し高くして寝かせてあげたり、加湿器でお部屋を潤してあげたりすると、呼吸が少し楽になります。咳で夜も十分に眠れない時は、ご相談ください。
手足口病・ヘルパンギーナ:地域で流行してきています
当院の迅速検査の集計データには含まれておりませんが、現在地域で手足口病とヘルパンギーナの流行が確認されています。実はこのふたつは、原因となるウイルスが同じ(エンテロウイルスなどの仲間)夏風邪です。手足口病は口の中や手足に水ぶくれができ、ヘルパンギーナは突然の高熱とのどの奥に水ぶくれができるのが特徴です。 どちらも口の中が痛むため、お子様が飲食を嫌がり脱水症状になりやすくなります。オレンジジュースなど酸味のあるものは避け、ゼリーや冷ましたスープなど、刺激が少なく飲み込みやすいものでこまめに水分補給をしてあげてください。水分が半日以上とれず、おしっこが少ない場合は早めに受診をご検討ください。タオルの共有を避け、こまめな手洗いを徹底することが予防に繋がります。
まとめ

4月から6月にかけての期間では、ヒトメタニューモウイルスとアデノウイルスが地域で大きく流行し、溶連菌もそれに次いで多く見られました。これらの感染症は高熱が続いたり咳がひどくなったりと、お子様にとってつらい症状が出やすいのが特徴です。熱が3日以上続いて下がらない、水分が半日以上とれない、咳がひどくて夜も十分に眠れないといった具体的なサインが見られた時は、ご自宅で自己判断せずに医療機関を頼ってください。保育園や幼稚園での集団生活では様々なウイルスをもらいやすいですが、お家に帰ってからのこまめな手洗いで、しっかりと予防していきましょう。
おわりに

練馬区の中村橋駅前にある当院では、お子様の症状に合わせて適切な検査や治療を365日ご提案しております。 ご不安なことがあれば、抱え込まずにベスタこどもとアレルギーのクリニックへ気軽にお声がけください。
【医療上の免責事項】
本記事の内容は地域の一般的な感染症の傾向をお伝えするものであり、個別の診断に代わるものではありません。お子様の症状で気になることがあれば、自己判断せずに当院までご相談ください。
この記事を監修した医師
小児科専門医 / 院長 濵野 翔
ベスタこどもとアレルギーのクリニック
当院の記事は、「こどもとご家族に寄り添い、より良い医療を考える」という理念のもと、 小児科・アレルギーの専門医が監修しています。日々の子育てで不安に感じることがあれば、 いつでもご相談ください。
経歴
- 2009年 杏林大学医学部付属病院 初期研修
- 2011~2017年 杏林大学医学部付属病院 小児科
- 2018年 福岡市立こども病院 アレルギー・呼吸器科、2019~2023年 杏林大学医学部付属病院 小児科
専門・所属学会
- 日本小児科学会認定 指導医・専門医
- 日本アレルギー学会認定 専門医
- 日本小児アレルギー学会 ほか関連学会所属
