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夜中に「足が痛い」って泣く…それって成長痛?対処法と見極め方
この記事を監修した医師

小児科専門医/院長
濵野 翔
「夜中に突然、子どもが足が痛いと泣き出した」「朝になるとケロッとしている」
そんな経験はありませんか?これは「成長痛」と呼ばれる症状かもしれません。
今回は、
- 成長痛の特徴
- 他の病気との見極め方
- 自宅でできる対処法
について、わかりやすく解説します。
もくじ
成長痛とは?

原因
医学的には「原因不明の下肢痛」とされ、骨や筋肉に明らかな異常は見られません。
明確ではありませんが、日中の活動による筋肉の疲労や、心理的な要因が関与していると考えられています。
特徴
- 年齢:3〜12歳の子どもに多いです。
- 時間帯:主に夕方から夜間にかけて痛みを訴える子が多いです。
- 痛みの部位:膝、すね、ふくらはぎなど、痛がる場所はさまざまです。
- 片足だけを痛がるという子は少なく、両足のあちこちを痛がります。
- 「痛い」と言っている場所を押しても痛くなく、どこが痛いのかハッキリしないこともあります。
- 痛みは一時的です。翌朝には症状が消えていることがほとんどです。
- 日中は元気に走り回っていて、歩き方は普段と同じです。
他の病気との見分け方

さきほど説明した”成長痛の特徴”と逆の症状に注意することが、他の病気との見極めポイントとなります。成長痛と他の病気を見分けるためには、以下の点に注意しましょう。
他の病気の可能性がある場合
- 片足の特定の部位に痛みが集中している。(いつも同じ場所を痛がる)
- 痛がっている場所が腫れている、赤みがある、熱を持っている、押すと痛がる。
- 朝になっても痛みが続く。痛みが長引いている。
- 歩き方がおかしい、びっこを引くなど、歩き方がいつもと違う。
- 発熱、倦怠感、腹痛などの全身症状を伴う。
- ポツポツとした出血斑やアザがある。
他の病気の可能性の項目に一つでも当てはまる場合は、自己判断で様子を見ずに、速やかに小児科や整形外科を受診してください。
考えられる内科的な病気としては、若年性特発性関節炎、血液・腫瘍性疾患、細菌感染症(骨髄炎、化膿性股関節炎)、単純性股関節炎、疲労骨折、IgA血管炎などが挙げられます。
痛がっている場所が明確な場合は、まずは整形外科を受診しましょう。
何科に行けばいいのか迷われた場合は、かかりつけの小児科にご相談ください。
自宅でできる対処法

成長痛が疑われる場合、以下の方法でお子さんをサポートしてあげましょう:
- 足をさすってあげる:優しくマッサージすることで、安心感を与えます。
- 温める:お風呂で温めたり、温湿布を使うと痛みが和らぐことがあります。
- ストレッチ:日中に軽いストレッチを取り入れると、筋肉の柔軟性が向上します。
- 安心させる:「大丈夫だよ」と声をかけ、安心感を与えましょう。
これらの方法で改善が見られない場合や、痛みが頻繁に起こる場合は、医療機関に相談してください。
よくある質問(FAQ)

Q: 成長痛は骨の成長が原因ですか?
A: 成長痛は骨の成長そのものが原因ではなく、日中の活動による筋肉の疲労や心理的な要因が関与していると考えられています。
Q: 成長痛は治療が必要ですか?
A: 成長痛は自然に治ることが多いため、特別な治療は必要ありません。ただし、痛みが強い場合や頻繁に起こる場合は、医療機関に相談してください。
Q: 中村橋駅からベスタクリニックへの行き方は?
A: 西武池袋線「中村橋駅」北口を出て、徒歩1分です。駅前の中杉通りを北に向かっていただき、右手に松屋が見える1つ目の道を左に曲がってください。1階が薬局(ココカラファインさん)のビルの2階にございます。提携駐車場(40台)や駐輪場(15台)もございますので、お車や自転車でもお越しいただけます。詳しいアクセス方法は、こちらのアクセス案内ページをご覧ください。
おわりに(保護者の皆さまへ)

お子さんが夜中に足の痛みを訴えると、保護者の方はとても心配されることでしょう。成長痛は自然に治ることが多いですが、他の病気との見分けが難しい場合もあります。当クリニックは、練馬区、中野区、杉並区、西東京市など、特に西武線沿線にお住まいの皆さまの「かかりつけ医」として、365日、土日祝日も診療を行っています。「こどもとご家族に寄り添い、より良い医療を考える」という診療理念のもと、一人ひとりのお子さまとご家族に寄り添った医療を提供しますので、どうぞ安心してご相談ください。
医療上の免責事項
本記事は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個々の症状や状況に応じた医学的な診断・治療を代替するものではありません。お子さまの症状については、必ず医療機関を受診し、医師の診断と指示に従ってください。
この記事を監修した医師
小児科専門医 / 院長 濵野 翔
ベスタこどもとアレルギーのクリニック
当院の記事は、「こどもとご家族に寄り添い、より良い医療を考える」という理念のもと、 小児科・アレルギーの専門医が監修しています。日々の子育てで不安に感じることがあれば、 いつでもご相談ください。
経歴
- 2009年 杏林大学医学部付属病院 初期研修
- 2011~2017年 杏林大学医学部付属病院 小児科
- 2018年 福岡市立こども病院 アレルギー・呼吸器科、2019~2023年 杏林大学医学部付属病院 小児科
専門・所属学会
- 日本小児科学会認定 指導医・専門医
- 日本アレルギー学会認定 専門医
- 日本小児アレルギー学会 ほか関連学会所属
